精神病にかからない一群の人たち

どんな人でも精神病になる可能性がある。

ただし例外的に精神病にかからない一群の人たちがいる。それは強迫神経症的な性格を持っている人、つまりさまざまな強迫恐怖の傾向がある人、さらにはそれに苦しんでいる人。われわれはそれを反復強迫とか確認強迫と呼んでいる。

そのように患者に話すと、患者の胸につかえていた重しがとれて、ゴロゴロと転がり落ちるのが聞こえるように思われるのである。